またしても最近、悩んでいました。
出生前診断のひとつ、ダウン症などの染色体異常を検査する非確定的検査を受けるか否か。
これは重いです。超重いです。重過ぎて向き合うのが辛い問題でした。
自分の中では当初から、受ける必要性もないと思っていたし、抵抗があったけど、家族の意向もあったので。。。
検査を受けることで皆が安心できるなら、とそれ以上は深く考えずに検査を希望しました。
私の病院では検査を受けるには専門家によるカウンセリングが必須で、それを受けてきました。そこで染色体異常と検査について説明を受けた上で、
何を目的に検査を受けるのか?
出てきた結果をどう受け止めるのか?
結果によっては羊水検査に進むのか?
結果によっては羊水検査に進むのか?
そういうことを考えさせられました。もちろん、その先にある、万が一、羊水検査まで進んで陽性が確定したら、どうするのか…?ということまで含めて。
非確定的検査で分かるのはあくまでも統計的に出された確率であって、羊水検査を受けるかどうかの判断材料でしかない。染色体異常の有無を確定させたい、白黒つけたいなら羊水検査をするしかない。
深く考えずに非確定的検査を受けた結果、出てきた数字に不安になって、羊水検査まで突き進んで葛藤して苦しむ人も多いそうで…
これは、安心材料を得るために安易に受けるものではないなと思った。
もちろん、白黒つける覚悟を決めているご両親が受ける分には何も問題ないけれど。
どんな結果が出ても、羊水検査は絶対に受けない。だから、非確定検査は受ける必要もないし受けたくない。それが私の答えでした。
その場で旦那さんに電話して、検査は受けたくない、と伝えた。旦那さんもその場で答えを出せず、後日話合うことにして電話を切った。
つわりで苦しいなか週数を経て、エコーで動く赤ちゃんをみて、万が一にもこの命を自ら絶つなんてことはとてもできない。そんな可能性を検討しただけで悲しすぎて泣きまくりました。
是が非でもこの子を守りたいと、母親は願うものだと思います。それ以外の現実的なことなんて全部二の次。自分の身体に新たな命を宿して、育てて、産み落とす。この大変なことをやってのけるため、手段を選ばない強さみたいなものが女性という性には備わっているように思います。妊娠継続を諦めざるを得なかった方の悲しみは察するにあまりあります。
どんな結果が出ても、羊水検査は絶対に受けない。だから、非確定検査は受ける必要もないし受けたくない。それが私の答えでした。
その場で旦那さんに電話して、検査は受けたくない、と伝えた。旦那さんもその場で答えを出せず、後日話合うことにして電話を切った。
つわりで苦しいなか週数を経て、エコーで動く赤ちゃんをみて、万が一にもこの命を自ら絶つなんてことはとてもできない。そんな可能性を検討しただけで悲しすぎて泣きまくりました。
是が非でもこの子を守りたいと、母親は願うものだと思います。それ以外の現実的なことなんて全部二の次。自分の身体に新たな命を宿して、育てて、産み落とす。この大変なことをやってのけるため、手段を選ばない強さみたいなものが女性という性には備わっているように思います。妊娠継続を諦めざるを得なかった方の悲しみは察するにあまりあります。
あと、先生の仰ったことで印象的だったのが、ダウン症は染色体異常の中でも最も軽度な部類に入るものだということ。ほとんどの染色体異常は、育つ力がなくて初期の頃に流産してしまうんだそうです。つまり、ダウン症は自然淘汰を生き延びた命。
個人的には命の選別が悪だとは思いません。すべての命は厳しい生存競争を生き抜いて生かされているのであって、人為的なことや偶発的なこともすべて含めて起きたことは起きたこと、というか。起きることは起きるし起きないことは起きない。それ以上でもそれ以下でもないし、そこに意味はない。
出生前診断、是非を問う事の出来ない本当に難しい問題だと思います。「きれいごとじゃない」というセリフがありますが、もう生きていくこと自体がきれいごとじゃない。一切皆苦とはよくいったもんです。
マタニティーライフでこんな鬱なことに向き合うことになるとは思わなかった。苦笑
旦那さんが検査を希望する真の目的が「ダウン症の子は育てられない、だからその可能性を排除したい。疑わしければ羊水検査もして、万が一のときは産むことを諦めて欲しい」ということならば、離婚も覚悟しなければいけないかもしれない、くらいに思いつめました。まだ結婚式もあげてないのに。笑 すべてを一緒に乗り越えようと今ここで言ってくれなければ、一生しこりが残るような気がして。
結果として彼は「信じて検査は受けずにこのままいこう。もしものときにも、それを受け入れられるように強くなろう」と言ってくれて安堵した。
でも感動はしなかったので、彼ならそう言ってくれると信じてたのだと思う。少しでも疑ってしまってごめんなさい。でも、親になることについて、命について、夫婦一緒に話し合って向き合えて良かった。
先天的な異常よりも、後天的な障害のほうがよほど多いのだし、生きている限り不安の材料はつきない。親になるというのはすべてを受け入れる覚悟をすることなんだと思います。
「分かるよ~!初めての時は何もかも不安だよね(- _- ;)でも、産まれてからのほうがよほど大変だよー!(^o^;) だから覚悟を決めないとね! (^-^)/ 大丈夫、大丈夫!!!」
そんな風に明るく励ましてくれる先輩ママ達の強さにすごーく励まされました。
覚悟の連続。でも、こうして親として、夫婦として、ひとつひとつ課題を乗り越えて成長していきたいな。

