2015年10月20日火曜日

新居決定と意思決定

新居が決まりました!

この数週間、つわりで苦しいなか悩みに悩んで頭を痛めてきたのですごく嬉しいです。

新居のエリアを決めるにあたり、産後仕事をどうしていくのか?ということに向き合い今の自分なりの答えを出す羽目になりました。

沢山のワーキングマザーたちや専業ママたちの人生を垣間みてきた中で思うのは、仕事を辞めるにも続けるにも覚悟がいるということ。

 私は結婚準備しながらの初めての妊娠でもうてんやわんやで今の目の前のことをこなすのに精いっぱいで。

産まれてから仕事をどうするとか、そんなこと考えただけで憂鬱で頭が痛かった。

が、辞める決断をしないなら続ける前提で、新居選びにあたって保育園やら通勤やらを勘案せねばならず。

自分がどうしたいのか?どうありたいのか?

この意思決定ができてないために、どっちつかずで何を差し出されても気に入らないみたいな状態になってしまっていた。

赤ちゃんを預けて働きたくない
両立できるか自信がない
でも辞めることにも迷いがある
仕事続けるなら通勤30分以内じゃなきゃ無理
でも会社のために生活をデザインするなんて気に入らない
両立は大変なんだから親の助けが不可欠!実家の近くじゃなきゃ無理

ブーブーぐじぐじ全てが不満みたいな感じだった。

あげくの果てには、仕事を辞めて欲しいとも続けて欲しいとも言わない旦那さんにどこかで苛立ちさえ感じていた。  

自分の問題なのに自分で決める勇気がないから、人のせいにしたかったのね。

彼はどちらにしても全力でサポートする、と言ってくれていたにもかかわらず、です。

こうして書いてて最低に卑怯だなと思いますが、それに気付いたのですみやかに反省し決断をくだしました。

母親業を最優先にして、仕事は続ける。利便性よりも、私達の子供がこれから育つ街としての環境、風景を重視。仕事は…なんとかする。睡眠時間を削っても頑張って両立する。

辞めるのはいつでも出来るので、やってみて無理があったり、私が育児に専念した方が家族皆が幸せと思われる場合は、そのときにまた再考する。

そう決めたら、あんなに理不尽な怒りに満ちていた心が一気に晴れ渡りました。

単に私は腹を括るのが怖くてたまらなかったみたいです。

でも案ずるより産むが易しで、とりあえず決めてしまってコミットすれば現実的なことなんて全部後からついてくるもんですよね。

こんなに清々しい気持ちになれるなら、さっさと覚悟を決めれば良かった。

決断は後から翻してもいいし、一度決めた目標やプランも撤回したっていいわけだし。

本質的な目的さえブレなければ、それ以外のことはアジャイルな感じで随時柔軟かつ適当に最適な状態を見直していけばいい。

私自身と私の家族の幸せのために最適な状態を維持すること、

それが私のコミットメントであってそのための手法そのものにこだわって悩んでアンハッピーになるのは本末転倒だなと。

私が腹をくくったその週末、素敵な物件とご縁があって即決しました。

腹をくくる前にブーブー言ってた条件を満たしていないけど、いまは理想的な素晴らしい物件にしか思えないから不思議。

本当に、ひとは見たいものを見たいようにしか見ていない。


新居の最寄り駅の神社には、狛犬ならぬ狛鳥が。ヒナ鳥たちを抱えたつがいの狛鳥さん。家族円満の象徴みたいだし、とてもかわいくて、好き。

家族皆でしあわせに暮らしていけますように。

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