翌日から穂高でのリトリートだった。1日だけフル練習したのが最後の練習になった。このとき、既に寒気と眠気がひどくなりつつあって辛かった。
病院に電話するも、心拍を間違いなく確認できる連休明けまで待つことを勧められる。病院で診てもらわないと不安、と伝えると、状態を聞く限り間違いなく妊娠しているし、痛みも出血ももないなら異常がある可能性は低いので焦らなくて大丈夫とのこと。不安ならもちろんすぐに来てくれて構わないけど、と言われるが妙に納得して待つことにする。
先輩ママたちに話を聞くとみんな細かに経験談や助言を話してくれる。心強くて、不安が拭われる。信じて待とうと思えた。感謝。
気持ち悪さと眠気が日増しに強くなる。37.5弱の微熱が続く。頭痛と寒気も日によってひどかった。
仕事がしんどくなり、週の半分以上を在宅で仕事する。週末も、半日以上は横になって病弱ぶる。
食べたいものが気分によってピンポイントになる。肉を全く受け付けない日が続いたと思ったら、数年ぶりにハンバーグが無性に食べたくなったり。梅干とたくあんがご馳走。塩気を欲してるのかも。
寝たいときに寝て、食べたいものだけ食べて、出来ることしかしない。今までの自分では考えられないマイペースぶり。
旦那さんが甲斐甲斐しく世話をしてくれる。男性はパートナーの妊娠で忍耐と寛容を試される気がする。親になることで成長するのは男性も同じ。
気持ちが過敏になると、世話をされっぱなしなことが申し訳なくて泣きたくなることも。1人で居た方がいいんじゃないかと考えが飛躍したりもする。旦那さんは何も心配しなくていい、一緒に成長していけばいいと言ってくれる。この人を選んで良かった。
誰かに昔、言われたことがあった。
旦那さんが甲斐甲斐しく世話をしてくれる。男性はパートナーの妊娠で忍耐と寛容を試される気がする。親になることで成長するのは男性も同じ。
気持ちが過敏になると、世話をされっぱなしなことが申し訳なくて泣きたくなることも。1人で居た方がいいんじゃないかと考えが飛躍したりもする。旦那さんは何も心配しなくていい、一緒に成長していけばいいと言ってくれる。この人を選んで良かった。
誰かに昔、言われたことがあった。
人に甘えるのも勇気、頼るのも勇気、委ねるのも勇気。
思えばずっとひとりで強がってきて、コントロールを握りしめたまま手放す勇気がなかった。人を信じる勇気がなかった。弱さをみせて甘える勇気がなかった。
私にとっては、長いこと課題だった「素直に人に甘えること、頼ること」の本番がきたように感じる。
当然だと思ってきたことができない。
最低限のことすらままならない。
つわりも辛いけど、それ以上に妊娠前とのギャップを受け入れることが辛かった。
思い通りにならない。ままならない。
歯がゆさと情けなさと申し訳なさを感じながら、むしろ今までいろんなことを思い通りにしようとしてきたこと、不自由なく暮らせてることを当然のように思ってきたことが傲慢だったのかもしれない。
自分を責める気持ちが湧いて泣きたくなるときもあるけど、もう迷妄ドラマを演じてる場合じゃない。自己卑下に逃げるのは楽だけど、誰も幸せにしない。
なんのために生きてるの?ピシャリとエゴを一喝して、赤ちゃんに謝って感謝して、今できることをする。
日々是学び。
0 件のコメント:
コメントを投稿