2016年8月16日火曜日

人の存在価値

息子、3か月半になりました。


お盆は新幹線に乗って、産後はじめて夫の実家へ帰省。義両親は老齢で体調のこともあり、東京へは来れないので息子とは今回初対面。


何やら可愛いマットだとか、ベビー布団とかもみんな用意されていて


初孫にメロメロでとっても幸せそうな義両親。

義両親は、庭を丹精しながら田舎暮らしを慎ましく淡々と営む真面目で堅実なひとたち。こんなに嬉しそうな笑顔ははじめて見た。夫も、こんなにはしゃぐ姿は見たことがないと驚いていた。

夫はたった一人の兄を亡くしていて、つまり義両親は息子に先立たれるという計り知れない辛く悲しい経験をされている。だからこそなのか、とても優しいひとたちで。

初孫と過ごしながら喜びに満ち溢れている義両親の姿に、胸があつくなった。痛恨の悲しみと絶望を経験したであろう彼らが、生きてて良かったと思ってくれるなら。これから孫と過ごす時間に希望を見出してくれるなら。痛い思いをして子供を産んだ甲斐があったと、しみじみ思った。

そして、存在してるだけでこんなに人を幸せにしてしまう息子。

人は生きてるだけで価値がある。何ができるとかできないとか関係なしに、存在してるだけで誰かをものすごい幸せにしてる。 

頭では分かってたつもりだけど、子を持ってはじめて実感したかもしれない。


あなたから学ぶことばかり。ありがとう。


1 件のコメント:

  1. ゆみさんお久しぶりです!お元気ですか。
    ブログ遊びに来ちゃいました~。

    「人は生きているだけで価値がある」、、、ですか。
    最近私もそれを強く感じました。

    お正月の間2年ぶりに、母の実家に行ったのですが、
    祖父母が以前会った時よりも元気になっていたんです。

    「おじぃとおばぁだいぶ体調戻っているさ。なんでかわからんけどよかったね」って母と言ってたのですが、
    よく考えたら、私の従姉2人が子供を産んで、よく祖父母の家に遊びに来ているからなのでは?となりました。
    実際、チビちゃんたちがお家にくるだけで、空気ががらっと変化するんですよね。祖母の表情も明るくなって、ずっと遊んでいました。子どもの力って大きいです。
    また、今年90になる祖父母は、記憶や体の衰えも顕著になってきましたが、こうした笑顔や反応を見るだけで、元気でよかった、ありがとう、となります。老いに対する切なさよりも、生命の力強さを感じたお正月でした。


    ゆみさんのブログ、面白くて好きです。陰でファンですw
    インスタでも写真は楽しく拝見させてもらってますが、文だと色々考えさせられますね。
    次回の更新楽しみにしています♪

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