2015年4月29日水曜日

一極二元、天国と地獄

今日はお天気も良くて、素晴らしく気持ちのいい祝日でございました。


祝日マイソールをまったりと満喫。
汗だくになって解毒しまくり感を堪能できる季節がやってきましたね!

練習後、朝練仲間とサクッとブランチ。

のつもりが、ランチビール片手にがっつり語りモードになってまたしても夕方までヨギックガールズトークに花を咲かせてきたよ。

話があちこちに飛び、

私が最近お勉強をはじめた算命学について、なぜ興味をもったのか、という話も。

話しながら色々考えた。

陰陽説の基本的な考えは宇宙に存在するすべては「陰」と「陽」の二つの要素から成り、そのバランスにより一つの事象や世界(極)が成り立っている、という一極二元論です。

男性性と女性性、肉体と魂、昼と夜、天と地、太陽と月etc...

優劣や上下はなくて、表裏一体のセットなわけです。

光がよくて闇がだめとかじゃない。
光が強ければ強いほど、その影が濃くなる。

考えたら当たり前だけど。
すべてはバランス。

でも人はつい光だけを望んでしまうところがある。不自然なポジティブシンキング崇拝で逆に苦しむこともある。

そういう摂理を体系化された原理原則として学びたかったのです。

私にとってヨガは実践あるのみ、practice over theoryだけどこれは哲理として学びたかった。


個人的に、

劣等感の裏にある優越感
犠牲的精神の裏にある罪悪感

そういうものを統合して中庸に戻したい、という気持ちも動機の一つかもしれない。



 ****
陰陽説の一極二元論について考えながら、ある印象的なことばを思い出した。

映画化もされたエリザベス・ギルバートのベストセラー、「食べて祈って恋をして」の中でバリの老治療師が天国と地獄について、以下の趣旨の話をします。

「天国も地獄も同じ。」
「違いは、上に向かうか下に向かうかだけ。上に向かえば、幸せな場所を通って天国へ。下に向かえば、哀しい場所を通って地獄へ。」
「行きつく場所は最後は同じ。だったら旅は幸せな方がいい。だからあなたは上に向かいなさい。」
「天国が愛の場所なら、地獄も愛の場所」

地獄へ向かって、悲しみを通じて愛を学ぶ道もある。

選ぶ道に善し悪しはなくて、いずれにしても、行きつく場所は同じ。

これが真理だなあと思います。

2015年4月26日日曜日

新たなお勉強

今日から新たなお勉強をはじめました!

わーわー*\(^o^)/*

何だと思いますかー?

うふふ

ふふふ

ふっふっふー


それは




算命学!!!



(´Д` ) ハア?

みたいな顔を母や友人にはされましたが気にしません、だって興味があるんだもん!

今年からは絶対に何かお勉強を始めたい、と去年の暮れから思っていて、例えば今やってる仕事に関わる資格の勉強をしようかとか色々考えました。

が、今の仕事に役立つからとかカッコイイから女子力アップしそうだからとか、そういう動機じゃなくて純粋に自分が興味のあることを勉強しよう、と思ったときにそれが陰陽論だったのです。


算命学というのは陰陽論に基づいた古代中国の占星術です。森羅万象を要素で分類していく、哲理に基づいた学問です。陰陽論を基礎の理論にして、その証明・実践が占術になるわけですね。

アシュタンガヨガに続きどんどん人に説明しにくい世界に傾倒してってますがそういうのが好きなんだからもう仕方ないですね。


月に一回通うお教室に入門したんですのよ。古代からの叡智というのは口伝でがっつり何年もかけて学ぶものだと思うから。ヨガで言うところのパランパラですね!

パランパラの系譜は算命学でも大事にされてるようでした。あちこちで習ったり知識をかじってるとどれがだれから伝えられたものか混乱してしまうし、迷いが生まれるからよくない、という話をされてました。

アシュタンガみたいですね!

初日の今日、面白すぎて3時間半位の授業があっという間でした!


難し過ぎて途中で挫折するかもしれないけど、もしも10年かけて深い知識を習得した暁には西洋占星術の石井ゆかりさんみたいに人の心に寄り添う愛のあるリーディングをできる人になりたいです!

人が強さや弱さもひっくるめた自分らしさや人生のアップダウンを丸ごと受け入れて慈しんで生きていけるような、そういう助けになれたらいいな。

10年後はまさかの占い師アシュタンギになってるかもしれません。中華街の占いの館にいるかもしれません。

ふひひ

お勉強で得た知見はまたこちらでシェアするかもしれません(^^)

2015年4月21日火曜日

カポターサナ2日目

カポターサナ2日目、ラグバジュラーサナは初めて立てた日から3回目の今朝の練習。

ラグバジュラーサナは今朝初めて、今でずっと特訓でやってきた「床にゆっくりタッチして即座にアップ」をスキップして最初から5呼吸してみた。

1..2...3....4.....5.....   .........  .?! 

立てない!

と2.5秒くらい動揺した後、ぬおおおおおおお‼︎‼︎って感じの力技で立てました。

初UPと2回目はスーッと上がれてきたんだけどな。今朝は上腕三頭筋がけいれんしそうになりながらの苦しいアップとなりました。力ずくのパワープレイじゃない...などと昨日語ってたくせに笑

まあ何とか立てたので、昨日教えてもらってから始めての自分一人でカポターサナ。

特に苦痛なく踵をとる。(ラグバジュラで止った7カ月の間に後屈をかなり深めていたお陰!)

が、身体を裏側からひっくり返されるような感じに平静を保てない。
バックベンドで足首もたされた時みたいな軽いパニック状態に。
未知のものに向き合う怖さが湧き上がる。
怖さに反応すると身体が硬くなる。
深い呼吸ができずに呻き声のような息が漏れる。

先生のアジャスト。
おお、これは確かに色んな人がブログに書いてた通り、逃げ場ナシ。
怖れが顔を出したらやばそう。身体が強張って地獄を見そうだ。

無防備に、信じる。委ねる。捧げる。力を抜く。サレンダー。
抵抗のない身体が、アジャストされるままに柔らかく開く。踵をとる。
ほんの2秒くらいの「自分を明け渡す」瞬間。

自分を捨て去り、明け渡したところに、自分のものではないエネルギーが通る。これってすごい美しいコラボレーションなのでは。

私はこの先、この先生の言葉とかしてくれたこととか、色んなことを忘れるかもしれない。でもこういう瞬間のことはきっと一生忘れない気がする。


で、カポターサナ。

さすが、もっとも強烈なバックベンドと言われるだけありますね。浄化力がすごそう。

私の心と身体をひっくり返したら内側からどんなものが出てくるのかしら。

おっ。なんか練習日記っぽい。(^ν^)

2015年4月20日月曜日

カポターサナ。前に進むことについて

インド帰国後、気温やその他もろもろのギャップに参ってしまい、調子を崩してました。

不調の中マイムーンと新月を迎え、前回のラグバジュラUP記念日を最後に6日も練習を空けてしまった。

そして今朝。再現が危ぶまれたラグバジュラーサナ、やっぱり立てた。普通に立てた。あんなに頭がくっついちゃって離れなかったのが嘘みたい。ほんと不思議です。

一つ、テクニカルなことでこれかな?と思うのは足首を掴む手の向き。
2ヵ月位前に代行天使に「もうちょっと内側に向けた方が押しやすいよ」とアドバイスされて以来、手首を以前よりもやや内旋させて足首を掴んでます。

ラグバジュラはキノ姫も言うとおり、足腰の強さを必要とする「強化ポーズ」なわけだけど、やっぱり他の全てのアーサナと同じで、力技で上がるだけのパワープレイではないのですね。

力は正しい方向に流してあげないといけない。

すべての物事に通じることだけど。
いやー、身体で遊ぶヨガの練習はやっぱり面白い。

さて、それでもやっぱり、ラグバジュラーサナが立てたことにあまり感動がない。
ラグバジュラに進む前は、サクサクセカンドを進んでいくのが楽しくて、xx月にはカポタかなあ、とか皮算用してたのに。

ラグバジュラで7カ月止まって、半年以上の悪戦苦闘を経て、いつからか前に進みたいと全然思わなくなっていた。先に進む準備が出来てると思えなくて。

が、今朝。

「ゆみちゃん、カポターサナやろう」

げっ きたか。

初カポターサナ。

カポタの強烈ぶりは色んな人のブログで読んでたし、恐れおののいてたのだけど、やってみるとアラ意外。あまり苦しまずに踵とれた。そして胸が開きまくって気持ち良い。カポタ。内側からひっくり返されるみたい。ブシャーっと色んなものが排出されそう。

ポーズに入ってるときは感じなかったけど、上がってきたときに足腰がガクブル状態でびっくりした。自分で感じる以上に、足腰に強い負荷がかかる模様。

ここにきて何のためにラグバジュラでずっと足止めをくらってきたのか、カラダで納得する。なるほどラグバジュラが苦労なくできるだけの頑強な足腰を培ってはじめて、それを基盤にカポタの深い後屈ができるわけですね。

ひとつひとつクリアして前に進む。学びのプロセス。本当によくできてますね。



****

最近ちょうど、前に進むことについて考えていた。

人生の道の途中、前に進みたい、次のフェーズにいきたいと、どんなに願っても求めても努力しても、進めないときがある。

そうかと思えば、いきなり変化の渦にぶちこまれて、強制的に新しい世界に押し出されて、前になんて進めないし進みたくない、と途方にくれるときもある。

どんな状態であれ、すべては刻一刻と変化している。自分の身体も心も信念も夢も目標も。

否が応でもすべては変わっていくのだから、前に進んでも進まなくても、進みたくても進みたくなくても、なんだっていい。(投げやりな意味じゃなくてね) 気負い過ぎずに、その時その時をただ楽しんできたいな。

さてカポタのステージではどんな発見があるのかしら。明日から楽しみです。

2015年4月14日火曜日

ラグバジュラーサナ立てた

インドから無事帰国。今朝は久々にホームシャラにて朝練。やっぱりホームはいいなあ。


ちなみに、インド出張中も毎日練習する気満々で、JADE Yogaトラベルちゃん同行、Mandukaヨガラグも2枚持参しましたのよ。


私のマイソールデビューのシャラ、アシュタンガヨガムンバイにも出稽古に行きました。



が!

が、現地で遊びモード仕事モード全開になり、結局3日間しかマットの上に立たなかった。

神戸でも10日居て3日位しか練習しなかったし。。宅練ジャーの意思の強さに頭が下がります。

さてそんな感じでグダ練ジャーになりつつある私に今朝イベント発生。

ラグバジュラーサナ立てました。ちゃんと頭頂つけて5呼吸してから立てた。

9月の頭から練習しているので、丸7カ月以上経っている。ギョッとしましたわよ。もうこれは本当に一生できないかも、アシュタンガ人生もここで終わりかーつまんねーのと思ってましたからね!

頭頂タッチしてから即座に上がってくるのは大分前から出来ていたのだけど、そこで呼吸をしてしまうと最後、丸っきり頭が上がらなかった。今日もいつもと同じく。。。というかセカンドまで練習するの1週間以上ぶりだったし、いつも以上に何も期待せずにやったら立てた。

いつものワンタッチアップのあと、1呼吸だけしてみようかな?と思ってやってみたら立てたので(1呼吸は前にも一度できたことがある)
「おー1呼吸できたー、じゃあ5呼吸してみようかな。まーどうせ立てないから、そのままキノ姫流の特訓で15呼吸しよっと。」といつもの特訓コースのつもりが、5呼吸後にスーッと立てました。

再現性に全然自信ないです。だって、いつもと何がどう違ったのか全然わからない。

一つ言えるのは、やっぱりそんなに力が要る感じではなかった。いつもはラグバジュラの練習を35ラウンドで汗だくの息上がりまくりの太ももガクガクになるのだけど、今日は余裕だった。

やっぱり、例にもれず、知らぬ間に

いかに力を抜くか 

の段階にきてたのかしら。

不思議だのお

そういえば、初めてカムアップした日も、出張だのマイムーンだので間が空いてしまって、5日ぶり位に練習した時だったっけ。

少しの間スイッチを切ってみる、みたいなリセット時間も大切なのかもしれない。


そして、この、自分の中の

立てたけど明日は立てるかわからない。でも立てても立てなくてもすさまじくどうでもいい。

というやる気ナシ子な感動の無さが好ましい。

ただの無気力か?



2015年4月9日木曜日

祈りを生きる。インド

3回目のインド出張ですなう。

インドでは毎回、魂を揺さぶられる強烈な出会いが用意されていて、自然に祈りを捧げたくなる。

願いが一つ叶うなら。
どうか世界中のすべての人達が幸せで穏やかで、痛みや悲しみから自由でいられますように。


愛と祈りを生きる、インドの母。
(78歳にして、輝かしい美しさ。オージャスとかテージャスが満ち満ちてる感じ!)

愛ほど強いものはないと、改めて思い知らされた。

彼女の愛と祈りが、どうか世界を護りますように。

2015年4月4日土曜日

中東で満月

Happy moon day!

今夜はまたしても特別な満月でしたね!
こいつ毎回満月だ新月だ特別だと騒いでいるなと思ったあなた、
今回は本当にスーパーでスペシャルな満月なのです。(個人的に)

だって、春分あけて最初の満月で、マイ星座の天秤座の満月で、皆既月食で....

そして

初めての中東で迎える満月だから!!

そう、私はいま中東にいるのです。
カタールはドーハです。

ドーハなう!
ドーハ!
ハア!

はあはあ



中東はずっと気になる場所だったのです。子供の時からアラビアンな雰囲気が好きで、歴史を勉強するにつれどんどん気になって一時は大学で中東研究をしたいと思ったこともあったくらい、

思いがけず急きょこの地を踏むこととなり、それがまたちょうど満月のタイミングだなんてやっぱり何だかやっぱり特別に感じてしまう。


そんなわけで感慨深くドーハを満喫してきました!また追って旅行記を書きます。
あと少ししたらインドへ飛びまーす。

よい週末を!