2014年8月19日火曜日

巡礼の旅

旅行から戻り、3日ぶりの朝練。

久しぶりの練習は大切に大切に。
聖地巡礼後の練習は丁寧に丁寧に。

旅に出ると、強く意識することがある。

人生は巡礼の旅だということ。
どこへ行っても行かなくても、何があってもなくても、誰がいてもいなくても。

見るものすべては与えられたもの。
出会うものすべては礼拝の対象。
自分のすべては、呼吸も動きもことばも思いも何もかも捧げもの。

神仏や自然や、愛するひとたちや自分自身への。

難易度の高いアーサナも太陽礼拝も、皿洗いもトイレ掃除も、歯磨きも食事も、行為のすべては等しく捧げものなのだ。

こっちよりもあっちが良いとか悪いとか、行為そのものに優劣はない。

いつでもどこでも何をするときも、神仏を拝むときと同じ態度でいるべきなのだ。

日常ではつい忘れてしまう…というか実践はなかなか難しい。

たまの旅は改めて大切なことを思い出させてくれる。

" Keep thyself as a stranger and a pilgrim upon the earth, to whom the things of the world appertain not. "

この世では、よそ者であり続け、巡礼者でありつづけなさい
- Thomas a Kempis


まるで薔薇のようなロータス。


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