バッタのポーズ、シャラバーサナ。
アシュタンガのシークエンスは
腕を床に降ろしたA
コブラ風に手を着いて胸を開いてB
最後にアップドッグ
地味にきつい後屈のポーズ。
背筋と胸筋と腹筋と大腰筋とハムストリングと大腿四頭筋とあとふくらはぎも全て総動員、オールスターな感じでたまらない。
コブラ風のBからそのまま手で床を押してアップドッグに入るときには上に伸びて伸びて後屈が深く入って、まさにビョーンと飛ぶバッタの気分。
ドリシュティは鼻先。この後にベカアサナ、ダヌラーサナ、パールシュヴァ・ダヌラーサナと続く鼻先ドリシュティ+後屈シリーズの最初のポーズでもある。
練習のなかで、集中状態になるためのツールとしてのドリシュティの重要さは日々感じる。
視覚はあらゆる感覚のなかでも生活の中で依存度が高く、散漫になりがちな感覚ではなかろうか。
ただでさえあっちゃこっちゃに飛び回りがちな思考は、視線が捉えたものにすぐ反応する。
思考があっちゃこっちゃに旅に出てしまって、目の前のものが見えてるつもりで見えてなかったりすることがままある。
だからこそのドリシュティ。視点を集中させると意識状態は随分変わってくる。
なかでも、この鼻先ドリシュティは特に強力な気がする。どうかなー。

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