かつて女子たちを夢中にさせたガールズトークドラマ、sex and the city。
男性が見たらドン引きするであろう本音の弾丸ガールズトークがウィットとユーモアに富んでいて本当に面白かった。私はDVDを大人買いするほどハマってました。
これに夢中になった女子たちは皆多分三十路を過ぎているハズなので、いま20代以下の乙女達は見たことない人も結構いるのかしら。会話英語の勉強にもなるからおススメ。あ、男性にはススメマセン。
で、何を書きたかったかというと。
今でも印象に残ってる台詞やシーンは色々あるのだけど、なかでもコレ。
'When did you stop being on my side???'
'When did YOU stop being on my side???'
ヒロインのキャリーが、付き合い始めてまだ日の浅い恋人バーガーと口論になるシーン。
二人は意気投合してあっという間に親密になるのだけど、いざ付き合ってみるとどうも肝心なところでかみ合わない。
会話を楽しむだけの友達としてなら最高なのに、深い部分は共有できない。そんな感じのカップル。どうでもいいことで衝突が絶えなくなり、くだらないことで言い合った挙句に距離を置くことを決めるに至るこの台詞。
「一体いつから君は俺の味方でいるのを止めたんだ?」
「あなたこそ、いつから私の味方じゃなくなったの?」
相手の側に立つこと。相手の味方でいること。これ、パートナーシップの基本だよね。
すべては移ろう。人も当然変わる。
外的な要素どころか、価値観も志向も信念も時とともに変化する。
優しい人が苦難のときには狭量で意地悪になってしまうこともある。
前向きな人が試練のときには卑屈で陰気になってしまうこともある。
優しいあなたが好き、とか前向きなあなたが好き、とかそういう条件付きの愛情に基づいた関係は常に揺らぐことになるし、容易に破綻する。
そうではなくて、どんなときでも、相手の何が目についても味方でい続ける。
意地悪だろうと卑屈だろうと無神経だろうと不誠実だろうと、その側面を持って相手を見限ったり断じたりしない。
そういう無条件の愛と信頼を私は家族や親友達に教えてもらったので、自分も相手にそれを返したい。で、出来ることなら、全ての関わりある人に対してそういう姿勢でいたいと思う。
そして何よりもまず、自分自身との関係性においてこれを忘れずにいたい、と思うのです。(それが一番大事で難しい)
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