2014年12月1日月曜日

怖れに向き合う

早いもので、今日から12月。
早い!早すぎる。

1月にインドに飛んでから、駆け抜けてここまでやってきた感がすごい。

新しい仕事を任されることが決まったのはちょうど一年前だろうか。荷が重過ぎて、暗澹たる思いだったのをよく覚えてる。

毎朝ヨガなんてやってさ、自分の内側に留まって静かに暮らしたいと願っていた。成長も戦いもすべて放棄したかった。ビジネスの前線に立つなんて冗談じゃないと思ってた。

静かに暮らしたいと思ってるときにインドに行かされるなんて、神様も冗談が過ぎると恨めしかった。嫌で嫌で、心は抵抗し続けた。最後は変化の波に押し流されるように重い心を引きずりインドへ向かった。変化すること、新しいチャレンジをすること、何もかもが怖くて神経衰弱状態だった。

自分の人生はいつまでたっても波乱万丈な気がして、肯定的に思えなかった。卑屈な気持ちになってしまって、悲しかった。

そんな私を、待ち受けていた人達はことごとく肯定的に受け入れて優しくサポートしてくれた。 

関わる人関わる人に、「あなたの感じてる怖れ、すべて妄想!分かった?」と言われてる気がした。

自分のことを否定的に見ていたのは、他ならぬ自分自身ただ一人だと思い知らされた。

孤軍奮闘だなんて思いこみもいいところ。道中、支えてくれた人達がいてここまで歩いてこれた。
色んなものを手放してきたし、色んなギフトを与えられてきた。

怖くてたまらない、向き合うこと取り組むことに勇気を要する道こそ選ぶべき道なのだと、今なら確信を持って言える。

それは、過去のパターンや妄想が生み出した怖れに打ち克つ絶好のチャンスだから。

自分を変える必要なんてない。怖れを克服して得るのは「より良い自分」へのバージョンアップではなくて、どんな自分にもYesと言える強さだと思う。

自分を制限してるのは自分自身だけ。自由にできるのも自分だけ。

残り一ヶ月。皆がよき年末を迎えられますように。


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