2014年10月13日月曜日

禅の旅

参禅リトリート、福井県は永平寺へ2泊3日の禅の旅へ行ってきた。

引率は、雲水の星覚さんとchami先生。
http://unsui.net/mastar/

参加者は、CHAZENを含めた4つのシャラから集ったアシュタンガ練習生8名。

6時に渋谷に集合して、禅ワゴンで出発。

車を走らすこと6時間、お昼過ぎに福井県永平寺に到着。



滞在したのは永平寺近くの天龍寺さん。



永平寺に準じた修行ができる参禅道場です。












永平寺も素晴らしいのだけど、今回参禅させて頂いたこの天龍寺がまた素晴らしかった。

住職の笹川老師をはじめ、怖そうで優しい副住職、素晴らしく美味しいお食事を用意してくださる訥々とした尼僧さん、謎の放浪僧スナフキンさん…
みなさまが本当に魅力的で、思わず出家したくなってしまった。

とても贅沢な時間でございました。



天龍寺も永平寺も、離れがたかった。

ありがたいご縁に感謝でいっぱいなのと同時に、余韻冷めやらず、いまだ寂しさが残る。

虫の声や鐘の音、修行僧達の読経が今も響いて愛しさに胸がチクリとする。



練習を4日あけるなんて考えられないアシュタンガジャンキーの私が、一度も練習を恋しいと思わなかった。

大切な朝練を捨てても構わないと思ったよ。
捨てないけどね。

祈りを捧げること、自分を捨てること、身心を明け渡すこと、何者でもない自分を見つめること。

そのためにマットの上であれこれやっているということ。
そしてそれはマットの外でいつでもどこでも実践できるということ。

そういうことが改めてスコーンと腹に落ちた。

アーサナの練習で身心の安定と集中力を養い、行き着くところはやはり坐禅なのだな。

坐禅はこれから日課に組み込もう。

開枕(消灯)の時間でございますから
旅の気づきはまた後日。

おやすみなさい。

合掌礼拝




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