2014年9月20日土曜日

眠れぬ夜に

かぼちゃの妄想の有効性とその代案について書きながら、別の妄想系俗説「眠れないときに羊を数える」を思い出した。

もともと夜行性で朝が弱かった私は、過去に何千頭の羊を数えたか分からない。



でも、その有効性が疑わしい上に他に愉快な要素があるわけでもないのでやめた。

で、これもいつからかより効果的な方法を自然に身につけた。
(朝練始めてからは、眠れない夜は滅多にないのでほぼ不要になったけど…)

それは。

羊の代わりに好きな人を数える!

親密な人に限定すると下手すると1分もたないので(笑)「好きな人」の選択基準を以下の通り設定する。

inclusion criteria:
⚫︎過去に接触した人
⚫︎好ましさを感じたことがある人
⚪︎氏名又は容貌を覚えてなくても可
⚪︎親密度や好きの度合いは一切不問

ここまで拡げると、過去に出会った人殆どが該当する。

苦手な人も大して興味のない人も、
向き合えぬまますれ違った人も、
悔恨を残して別れた人も。

ウザいけど純粋な人だった、とか
冷たいけどあの時は優しくしてくれた、とか
傲慢だけどいたいけな人だったな、とか
よく知らないけど、笑顔が素敵だった、とか

別に無理に好きになったり繋がりを持つ必要はなくて、少しでも「好ましいな」と思った瞬間に思いを馳せたらそれで充分。そして、元気で幸せで居てくれることをそっと願う。

人間みんな美点も汚点もあるわけで。
悪い部分じゃなくて良い部分に焦点を当てる癖がつくと色々楽になる。

何より、誰かを好きだと思うとじわじわと温かいものが内側から滲み出て幸せな気持ちになる。

眠気を誘引するわけではないけど、どうせ眠れぬ夜ならば静かに幸せを感じて過ごしたい。

あ、あの人もいた、この人もいた!と思い出しながら数え挙げるのも楽しいし。

私と知り合いの皆さんは、こうして私に思われた夜が一度はあると思います。

気持ち悪がらないでください。m(_ _)m






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